医療現場のコミュニケーションと学びが活性化する
人が、現場が、もっといきいきするための仕掛けのヒント
B5版・モノクロ・85ページ
冊子:1冊 880円(税込) → 直販価格 800円(税・送料込み)
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※ この冊子は、公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団からの研究助成「多職種連携を促進するワークショッププログラム『irori(いろり)』の開発・普及~効果的な多職種ワークショップ運営マニュアルの作成~」に基づき発行されています。
【目次】
第1章:ワークショップって何だろう
第2章:ワークショップを企画してみよう
第3章:ワークショップを設計しよう
第4章:ワークショップを準備しよう
第5章:ワークショップの振り返りをしよう
第6章:Q&A こんなとき、どうする?
第7章:全国の実践例を参考にしよう
第8章:参考図書紹介・お役立ち情報
医療の現場において、「ワークショップ」や「対話の場」という言葉を目にする機会が増えてきました。地域医療構想においては、関係者同士の対話の場づくりが推進されていますし、学会や研究会では、参加型のワークショップが多数開催されています。
地域医療を取り巻く環境は、簡単には解決できない複雑な課題や関係者それぞれの利害が絡み合っていて、これが正解と言えるような正しい答えが決まっているわけではありません。また、医療現場で必要とされるスキルはどんどん高度化しており、自身の専門性を高めながら、他の専門性を持った様々な職種とコミュニケーションをとっていくことが求められています。
ワークショップのような対話の場は、関係構築や情報共有のための手法として期待されているのです。
サードパスの活動の中で、医療の世界にワークショップを取り入れることで、実際に様々な効果が生まれることを体験してきました。その一方で、医療現場ならではの難しさやハードルがあることも見えてきました。
この本では、そんなサードパスの経験と、また同じように医療の中でワークショップを実践して来られた方々の声から、その意義と実践のノウハウをまとめてご紹介したいと思います。今、様々な理由で、医療の現場でワークショップを実践したいと考えている皆さんの後押しになり、対話の文化がどんどん広まっていくことを願っています。