オンライン開催「医療と信仰」~いのちとこころのケアを考える~ のイベントページを公開しました。
オンライン開催
「医療と信仰」
~いのちとこころのケアを考える~
病気や死といった人生の危機に直面したとき、患者さんやその家族は様々な不安や悩みを抱え、「スピリチュアルペイン」と呼ばれる苦悩・苦痛と向き合うことになります。最近では「人生会議」の名称でアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の取り組みが進められるなど、医療者にも病気を治療するだけではなく、価値観に寄り添ったこころのケアや意思決定支援が求められるようになってきました。
今回のyururiでは、このような時代背景の中で、サイエンスに立脚した医療の世界ではタブー視されることも多いスピリチュアルな領域に向き合い、新たな医療を模索されている、医師の加藤眞三さんをゲストスピーカーにお迎えします。
加藤さんはこれまで、科研費助成による比較宗教学的研究「いのちの研究会」や、霊魂の存在を仮定して医療に向き合う者に何ができるか?という問いから立ち上げられた「信仰をもつ医療者の連帯のための会」などを通して、医療と信仰の合間にあるスピリチュアルケアの課題に取り組んでこられました。yururiでは、その背景にある思いや、これまでの活動から得られた知見について、詳しくお話しいただく予定です。
多数のご参加をお待ちしています!
【ゲストスピーカー】
加藤 眞三 さん(慶應義塾大学名誉教授、上智大学グリーフケア研究所研究員)
1956年生まれ。1980年に慶應義塾大学医学部卒業。1985年に同大学大学院医学研究科博士課程単位取得退学(医学博士)。米国マウントサイナイ医学部研究員、東京都立広尾病院の内科医長、内視鏡科科長、慶應義塾大学医学部・内科学専任講師(消化器内科)などを経て、2005年に慶應義塾大学看護医療学部、慢性病態学、終末期病態学を担当。
2021年3月慶應義塾大学を退職、同名誉教授。退職後は上智大学のグリーフケア研究所に所属、スピリチュアルケアの研究と教育に力を注ぐ。東洋経済オンラインやYouTubeを通して社会への発信、市民への発信に力を入れるとともに、公開講座「患者学」や「慢性病患者ごった煮会」などを開催している。
日時:2023/03/15(水)19:00~21:00(18:45からアクセス可)
定員:90名(先着順)
参加費:2,000円 (Peatixの案内ページ http://ptix.at/UJO4eb からお申し込みください)
参加対象:医療の現状や課題に興味のある方どなたでも
開催形式:Zoomミーティング(オンラインでの開催)
※お申込みいただいた方は当日、配信URLからイベントにご参加ください
進行:
19:00~20:25 ゲストレクチャー&質疑応答
20:25~20:30 休憩
20:30~21:00 交流会(オンライン飲み会)
※ゲストレクチャー~質疑応答までは、レクチャー形式(登壇者・司会以外はマイクオフ)にて進行致します。ビデオオフにして聞くだけの参加もOKです。質疑応答はチャットから受け付けます。
※20:30以降の参加者交流会に参加される方は、基本的にビデオをオンにしてご参加いただけますよう、お願い致します。
※遅れての参加、途中までの参加、再入場もOKです。