2005年滋賀医科大学医学部卒、済生会滋賀県病院臨床研修医。2007年、「県立柏原病院の小児科を守る会」の活動で有名な兵庫県立柏原(かいばら)病院に勤務、地域医療崩壊の現状を知る。2008年より高浜町和田診療所医師、2009年からは高浜町の寄附講座「地域プライマリケア講座」助教 兼 同診療所長、2012年より同講師。2014年よりハーバード公衆衛生大学院社会行動科学部客員研究員、2015年より高浜町健康のまちづくりプロデューサーを兼務。
住民、行政、医療者が三位一体となった理想の地域医療を追求し、医学教育、住民啓発に奮闘し、研修生や住民の地域医療に対する意識の変化を促している。「たかはま地域医療サポーターの会」の立ち上げにかかわり、地域の絆と健康を醸成する活動を研究、高浜の健康やまちづくりを考えるあらゆる立場の者が集まって議論し、実行実現する会合「けっこう健康☆たかはまわいわいカフェ」を主宰する。兵庫県篠山市出身。
日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医・指導医、日本在宅医学会認定在宅医療専門医・指導医、日本内科学会認定内科医。2011年~2012年トロント大学 Interprofessional Applied Practical Teaching and Learning in the Health Professions修了。
編著に、『一歩先行く地域医療~はじめよう 住民・行政・医療者の三位一体による地域医療革命~』(福井県大学連携リーグ双書)。2011年の第51回および2012年の第52回全国国保地域医療学会にて優秀研究賞を受賞。2013年神奈川県保険医協会「日本医療再生の懸賞論文」にて入選(第1位)。2015年顕彰「明日の象徴」受賞。