サードパスについて

サードパス(医療”学び場”創造機構)は、「学び場」創りを通して対話を生み出し、医療・ケアを地域や社会にひらく活動を行っています。 行政や企業が作る枠組みでカバーしきれないような課題に対し、さまざまな人たちが立場を越えて、互いの経験や価値観から学び合う。 そんな草の根の活動を通して「第三の道(ThirdPath)」を見つけることをめざしています。

サードパスが
大切にしていること

多様化・複雑化し、変化の激しい社会の中では、
常に世の中の状況にひらかれ、自らも変化し、
問いを持ち続けることが大切、と私たちは考えます。

問いは学ぶことから生まれます。
医療やケアについて学ぶことは、人としての生き方や社会との関わりを問うことであり、
自らの考えや感性を外に向かって“ひらいて”いくことでもあります。
「学び人」が集い、地域や社会に「学びの輪」が広がっていく、
「学びがひらかれる場」をつくりたい。

ここから先、どんな活動をしていくか。
大切にしている価値観は持ち続けながら、
活動の表現のしかたや社会との関わり方をアップデートしていきたいと思っています。

サードパスが大切にしてきたこと

「ひらく」

  • ゆるさ

    • ダイレクトすぎない “つながり”
    • 自由に、柔らかく発想する
    • コントロールしない
    • 力を抜き、時に手放す
  • つながり

    • つながりの“きっかけ”をつくる
    • 未知の世界への「扉」をつくり、開く
    • 関係人口を増やす
  • 当事者性

    • 知る、学ぶ、感じる
    • 自分ごととして捉える
    • 間口を広げる、自分をひらく
  • 相互作用

    • 「場の力」を活かす
    • 固定概念をこわす
    • 価値観をゆさぶる
    • 関係性で自分が変わる

メンバー

サードパスは、ヘルスケア領域における戦略コミュニケーション、コンサルティング、
デジタルマーケティング等のプロフェッショナルが協働し設立されました。
さらに、現役で臨床に携わる医師が、プログラム企画・構築のアドバイザーとして、活動に協力しています。

理事メンバー

  • 大屋 亜希子

    代表理事

    大屋 亜希子OHYA AKIKO

    京都府舞鶴市出身。大学では動物行動学を専攻、修士論文のタイトルは「ホンヤドカリの繁殖戦略」。製薬会社MR、医療Webコンテンツプロデューサー、ヘルスケアコミュニケーションコンサルティングなどの仕事を経て、サードパス設立に参画。青山学院大学学校教育法履修証明プログラム修了認定ワークショップデザイナー、PRSJ 認定 PRプランナー。

    温泉入浴指導員と温泉ソムリエの資格を持つ。現在は長野市を拠点に、信州のお酒と食べ物を探索中。

  • 秋元 由梨

    理事

    秋元 由梨AKIMOTO YURI

    栃木県那須塩原市出身。カナダの大学で国際開発学と女性学を専攻し、国際NGOで人権問題に取り組む。その後コミュニケーションコンサルティング会社での仕事がきっかけとなり、サードパス設立に参画。現在は、パーソナルコーチとして人の願いに耳を傾け、新たな変化や可能性を共に創造する伴走者として活動する。

    身体知性を探求する日々。古の音楽と茶道の世界に足を踏み入れ、すっかり抜け出せなくなりました。

  • 秦 充洋

    理事

    秦 充洋HATA MITSUHIRO

    大阪府東大阪市出身。戦略コンサルティング会社、医療従事者向け情報サービス会社創業を経て、現在は新規事業開発などのコンサルティング、ビジネスマンの育成研修、社会人ビジネススクールの講師などを行う傍ら、サードパス設立に参画。

    「おもしろおかしく」がモットー。最近の休日はゴルフ三昧です。適度な運動になりますね。

  • 湊 幹

    理事

    湊 幹MINATO TSUYOSHI

    愛知県名古屋市出身。総合商社、コンサルティング会社、医療系情報サービス企業、外資系IT企業等を経て独立し、サードパスの設立に参画。その後、テクノロジー系スタートアップのCOOを経て、現在もスタートアップで経営・新規事業に関わりつつ、ビジネススクールにて社会人教育を行う。

    趣味は山登り。残り30数座となった日本百名山踏破に向け、登山シーズンは週末の遠征を重ねる。

  • 水野 裕子

    理事

    水野 裕子MIZUNO HIROKO

    神奈川県横浜市出身。大学で臨床心理士目指して心理学を専攻するも、どっぷり浸かりすぎて20代半ばでバーンアウト。ビジネスに転向し、国際会議運営会社、医療ITベンチャー等を経て独立。現在は中小・ベンチャー企業のマーケティング・事業開発をハンズオン支援する傍ら、サードパスの活動に携わる。

    コロナ発生1年前に東信州へ移住。スキーにカーリング、山歩き、ワインと長野を堪能する日々。

アドバイザー

  • 宮本 研

    アドバイザー

    宮本 研MIYAMOTO KEN

    千葉県浦安市出身。福島県立医科大学卒後、横浜市立大学附属病院で初期研修を経て、同大学第二内科に入局。
    腎臓専門医・透析専門医・総合内科専門医。大学病院からの派遣先や、民間医療機関でも多くの臨床経験を積む。 2024年1月 九品仏駅前みやもと内科・腎臓内科クリニックを世田谷区で開業。

    ヘルスケアビジネスや製薬営業のコンサルティング・研修講師も行っており、業界誌連載は16年以上。
    80年代からの洋楽とSF映画、ゴルフ好き。

  • 津田 篤太郎

    アドバイザー

    津田 篤太郎TSUDA TOKUTARO

    1976年京都府生まれ。京都大学医学部卒業、北里大学大学院修了(専攻は東洋医学)。東京女子医科大学付属膠原病リウマチ痛風センター、北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部、聖路加国際病院Immuno-Rheumatology Center、NTT東日本関東病院リウマチ膠原病科部長を経て、新潟医療福祉大学リハビリテーション学部鍼灸健康学科教授。日本東洋医学会漢方専門医、日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医、米国内科学会正会員。

    著書に『漢方水先案内:医学の東へ』(医学書院)、
    ほの暗い永久から出でて 生と死を巡る対話』(上橋菜穂子との共著、文藝春秋)ほか

団体概要

名称 一般社団法人サードパス
(英語名:ThirdPath 愛称:医療“学び場”創造機構)
役員 代表理事:大屋 亜希子
理事:秋元 由梨
理事:秦 充洋
理事:水野 裕子
理事:湊 幹
創立 2013年11月
事務所所在地 〒107-0062
東京都港区南青山4-17-33
グランカーサ南青山2F
アクセスMAP
定款 サードパス定款

事務所アクセス

〒107-0062 東京都港区南青山4-17-33 グランカーサ南青山2F

NAGAYA AOYAMAというシェアオフィスに入居しています。ご訪問の際は、シェアオフィス受付からお呼び出し下さい。

  • 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」徒歩8分
  • 東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩11分
  • 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」徒歩9分

沿革

2013年11月 設立
2014年6月 フューチャーセッション開催(iroriトライアル)
2014年7月 日本医薬品情報学会シンポジウムにて発表
2015年1月 ワークショップ「irori(いろり)」定期開催開始
2015年3月 連携活動評価尺度を開発
2015年4月 KDDI財団の助成を受け、映像教材を用いた反転授業の効果検証を実施
2016年4月 大阪コミュニティ財団山口淑子友愛基金の助成を受け、ワークショップ実施
2016年6月 勇美記念財団の助成を受け、冊子「ワークショップ実践マニュアル」を作成
2017年4月 NPO法人オレンジアクトの事務局運営を受託開始
2017年6月 杉浦記念財団の助成を受けた地域多職種連携活動をサポート
2017年12月 NPO法人JPPaCとクリスマスコンサートの共催開始
2019年9月 製薬業界専門誌「Monthlyミクス」にて連載
2020年9月 オンライン勉強会「yururi(ゆるり)」定期開催開始
2020年10月 事務所移転
2022年6月 オンライン読書会「perari(ぺらり)」定期開催開始
2024年6月 サードパス10周年感謝祭開催

事業報告

1年ごとの活動や財務の実績をまとめた報告書をダウンロードできます。

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